今さら聞けない「スーパーフード」のコト【後編】

前編では、スーパーフードの基礎編として、成り立ちや代表的なスーパーフードをご紹介しましたが、今回はもう少し掘り下げてお話ししたいと思います。

まずは、スーパーフードの王様ともいわれるスピルリナについて

スピルリナが「スーパーフードの王様」と呼ばれる理由

地球上に生物が現れたとされる約3035億年前に誕生した藍藻類の一種であり、地球最古の植物ともいわれるスピルリナ。スピルリナはこの頃からほとんど姿を変えていないと言われています。アフリカやメキシコの熱帯地方の湖に自生しており、その周辺の文明(アステカ文明など)を支えるとともに、古代から原住民の貴重な栄養源として食べられていたようです。

 スピルリナは海苔と同じく藻類の一種でありながら、微生物と緑黄色野菜の特徴を併せ持っています。たんぱく質の含有量が6070%もあり、体内で合成することができない9種類の「必須アミノ酸」をバランスよく含むため、「植物たんぱく質の宝庫」と言われるほどです。

 さらに60種類以上の栄養素を含んでおり、ビタミンやミネラルが豊富で、特にβ-カロテン、ビタミンB12の含有量は非常に優れています。葉緑素(クロロフィル)、核酸、酵素、食物繊維なども豊富に含み、「完璧な食品」とも言える栄養バランスを誇ります。また、スピルリナは植物の様な細胞壁を持たず、消化率はなんと95%以上で吸収が良いのも特徴です。

そのため、NASAJAXAでは宇宙食として、国連では食糧難対策として、研究が進んでいるようです。

スピルリナがスーパーフードの王様と言われる理由

また、スピルリナに含まれる「フィコシアニン」という成分は、私たち人間の体内の胆汁に含まれているものと同じ成分で、安全性が確認された天然由来の青色色素(食品添加物)として使用されています。
抗酸化作用、免疫力アップ、抗炎症作用など、さまざまな健康効果も期待されています。

スピルリナの成分 フィコシアニン

「穀物の母」キヌア

マチュピチュで有名なインカ帝国があった南米原産の雑穀で、冷涼少雨の高山地で育ち、ほかの穀物に比べて必須アミノ酸をバランスよく含み、たんぱく質、ミネラル、ビタミンなど各種栄養素も豊富なことからスーパーフードを代表する穀類です。また、「グルテンフリー」なので、小麦アレルギーの方でも食べることができます。

 女性らしいカラダ作りには欠かせないホルモンであるエストロゲンと同じような働きをする「フィト(植物性)エストロゲン」が含まれており、生理不順やひどい生理痛、更年期障害に効果があるとされています。ほかにも骨粗しょう症予防も期待できるカルシウム、造血ビタミンとも呼ばれる葉酸は貧血対策に、冷え性対策の亜鉛など、女性に嬉しい成分がしっかり含まれています。

 食べ方は米と一緒に炊飯器で炊くか、茹でてサラダやスープの具として。粉状の時は、米粉や小麦粉と混ぜてクッキーやパンなどを作ることもできます。

 キヌアもNASAにより宇宙食の候補になっています。

キヌアが穀物の母と言われる理由

クロレラはスーパーフード?

日本でクロレラはスーパーフードとして認知されていませんが、スーパーフードの本場であるアメリカでは認知されており、とても有名です。さまざまな栄養成分のほか、抗酸化作用、免疫力アップ、コレステロールや中性脂肪を低下させるということもわかってきています。

 優れた健康効果

【抗酸化作用・・・若々しく】

人は酸素を利用して活動していますが、同時に活性酸素という物質に変化していきます。この活性酸素は体の免疫力を上げる働きがありますが、必要以上に増えすぎると細胞自体を攻撃していってしまうという特性があり、がんや老化、生活習慣病につながる恐れがあります。クロレラをとり入れることで、活性酸素による錆びつかせない(酸化を抑えること)カラダをサポートできます。

【免疫力アップ】・・・元気

体内の免疫組織の働きを活発にして、体の抵抗力を高める効果があります。

 【コレステロールや中性脂肪を低下させる】・・・健康

葉緑素(クロロフィル)など、豊富な栄養素がバランスよく働くことにより、血圧や血液中コレステロール値、脂質代謝を正常を低下させるなど、生活習慣病のリスクを減らしてくれます。

 クロレラの健康効果

 クロレラも2030億年前から存在しており、淡水に棲む植物性プランクトンです。タンパク質が約60%も含まれており、必須アミノ酸、ビタミン、鉄分、カルシウム、葉緑素、食物繊維などを多く含んでいます。

 また、クロレラの消化率は通常6065%と言われておりますが、弊社商品には『醗酵クロレラ』というクロレラを発酵させたものが入っております。こちらは長年の研究により成功したもので、なんと吸収率が85%までアップしたと同時に、GABA(ギャバ)やクロレラ独自成分CGFChlorella Growth Factor)などの栄養素が約3倍にまで増加しました。

 クロレラもバランスの良い栄養成分を含んでいることから、戦時中は貴重な栄養源として活用されていました。その後はスピルリナと同じく人類の未来の食糧資源として、また、NASAにより宇宙食として研究されていました。

クロレラの成分 クロロフィル

 クロレラに含まれる「クロロフィル」という成分は、抗酸化作用があり、血圧やコレステロールを下げるなど、生活習慣病を防ぐ効果があることが報告されています。
口臭予防効果もあるため、飴やガム、タブレットなどによく使われています。

  「日本のスーパーフード」もたくさんある

前編の“スーパーフードの基準「(2)世界各地の原産地において「食歴」が長く・・・」にあるように、「日本の食文化において、慣れ親しんでいる食材」もまた、スーパーフードとされているのです。

ジャパニーズスーパーフード

 (納豆)腸内環境を整えて免疫機能をサポート

(ぬか漬け)乳酸菌が腸内環境を整える

(甘酒)オリゴ糖が豊富

(玄米)ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富

(抹茶、緑茶)カテキンが豊富

(ひじき)食物繊維やミネラルが豊富

(桑の葉)独自成分DNJが生活習慣病や便秘をサポート

(梅干し)疲労回復やデトックスが期待できるクエン酸が豊富  ・・・など

ジャパニーズスーパーフード 納豆 ぬか漬け 甘酒 玄米 抹茶 緑茶 ひじき 桑の葉 梅干し

例に挙げたのはごく一部です。いわゆる「昔からの日本食」と言われるメニューの食材は、日本のスーパーフードとして挙げられているものばかりです。つまり、毎日の食生活を少し見直すだけでも「スーパーフードを積極的に取り入れている」ということになります。

さいごに

みなさんが思っていたよりも、スーパーフードの種類がたくさんあって驚いたのではないでしょうか。しかし、気になるもの全てを食生活で摂り入れるのは難しいことです。

「最近、やる気が起きない」とか「疲れやすくなった」「エイジングケアが気になる」など、普段の食生活だけでは補えない場合には、手軽に摂取出来るサプリメントに目を向けてみてはいかがでしょうか。